GWを利用して、中3の息子と、オーストラリアに星見・星撮りへ行ってきました。以前からオーストラリアで天体撮影をしたい思いはあったのですが、今年は5月6日が新月。このチャンスを逃すまいと半年くらい前から計画してきました。
(旅の計画)
まず目的地ですが、これはチラゴーと以前から決めてました。玄関口のケアンズまでは関西国際空港からジェットスターの直行便が出ていますし、そこの宿泊先(Observatory & Eco Lodge)は某天文雑誌で紹介されて以来、日本人天文ファンが多く訪れていて、天体観測をする上での情報が多く安心。
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少し強行軍ですが、5月2日の夜出発して、3~4日チラゴーで2晩星を見て、5日はケアンズ泊、5月6日の夜戻ってくるスケジュールで行くことにしました。

(天体撮影)
天体撮影のほうですが、今回は5月ですので、南十字星近傍の天体からいて座・さそり座に至る天の川に沿った天体が好条件になります。
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今回は初のオーストラリア遠征になりますので、まずはメジャーな天体を一通り狙うことが目標。
1. エータカリーナ星雲
2. バット星雲~NGC3581(2枚モザイク)
3. NGC6188
4. エビ星雲
5. 彼岸花・猫の足跡星雲
6. アンタレス周辺
7. みなみのかんむり座分子雲

こんなところでしょうか。大・小マゼラン雲は高度が低すぎるので、今回はパスです。

(360度パノラマ)
それともう一つ撮りたいのは、天空を横切る天の川。

天の川が一直線に天空を横切る時間は、銀緯0度の線がちょうど天頂を通過する時刻でわかります。

ステナビでチェックすると5月4~5日は現地時刻で午前3時52分ごろとわかりましたので、この時間帯を360度パノラマで狙います。
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②「撮影機材」編につづく

(Yahooブログ終了に伴い、この一連の投稿を持ちまして、このブログへの投稿を終了させていただきたいと思います。長らくご覧いただきありがとうございました。新ブログへの移行先は追って報告させていただきたいと思います)