ML16200のバイアスやダークはどんなもんでしょう。

ちなみに、今まで使っていたSTL11000mのダークはこんなんでした。
冷却温度-30℃で、600秒です。
画面全体。レンジ200で見ています。縦方向に勾配があります。
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ピクセル等倍です。輝点ノイズの他に、多数の縦方向の線のようなノイズが見られます。これはバイアスでも同じです。
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ML16200(クラス2)はどうでしょうか。
まず、バイアスから。冷却温度は比較のため、STL11000mと同じ-30℃です。
画面全体。レンジは上と同じく200です。左側が少しだけ明るくなっていますが、ほぼ全面均一ですね。
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ピクセル等倍。きれいなものです。
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では、600秒のダークは。冷却温度ー30℃。
まずは画面全体。
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ピクセル等倍。
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輝点ノイズはSTL11000mと同じくらいに見えますが、バイアスの勾配や引っ掻いたような縦のノイズは見当たりません。さすがFLIですね。他のFLIとは比較したことがないのですが、感動ものです。

室内は25℃あったので、外気温との差は-55℃ということになります。この時パワーは93%だったので、フルパワーなら-60℃くらい行けるのかもしれませんね。それにしてもよく冷えます。

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フィルターホイールも付けた状態で収納しました。CCDカメラ本体はフィルターホイールにある横のイモネジ2つで装着するので脱着が簡単で早いです。フィルターホイールの蓋が、全く持つところがなくて、外しずらいので、風呂や洗面でよく使う吸盤フックをつけました(フィルターホイール上の白いの)。

暗闇で組み立てる際悩まなくて済むよう、CCDの電源以外のケーブルはすべて望遠鏡にくっついて折りたたむようにしており、小さいながら機動的なシステムに仕上がったと思います。

実際の星空を撮影するのが楽しみになってきました。