久々の更新ですが、先日古いニコンの135mmを下取りに出し、評判のシグマのAPO MACRO 150mm F2.8を購入しました。早速STL11000mに着けてテスト撮影してみました。
持っているボディーがニコンなのでニコンマウントのものを購入しましたが、いまどきの(Gタイプ)レンズは絞りの制御がレンズ側になく、レンズ単独では最小絞りの状態になってしまいます。そこでSTLのマウントをEOSのものにし、ディスカバーフォトという会社の変換アダプターを介して取付るようにしまいした。
これで横のレバーで連続的に絞りを変えられます。
 
中間の絞り値にするのは目盛も何もないので、これはレンズを前から見て絞りの開き具合で合わせるしかないようです(一段絞りなら開放の時の直径の0.71倍、2段絞りなら0.5倍になるはずですね)。
 
評判では開放から良い星像とのことでしたが、自宅にてD700で簡単に星像チェックしたところ、微光星はあまり変わりないのですが、輝星が少しぽっちゃとした感じになります。ほんの少し絞ると(1/3絞り程度)輝星から光条も出てきゅっと引き締まったイメージになります。若干明るさは損なわれますし光条は個人の好みの問題ですが、星野写真としては個人的にそちらの方が綺麗だと思ったので、STLの撮影でもほんの少し絞って(レンズを前から見て3mmほど絞り羽が出たところ、約F3.2相当)、使ってみました。
イメージ 1
STL11000m+Sigma APO MACRO 150mm F2.8 EX DG OS HSM (F3.2程度に絞る)
L 5分×1 ビニングなし
イメージ 2
上の写真のピクセル等倍
 
星像を見るため、1枚撮りのL画像です。期待どうりフルサイズでも周辺までシャープな優秀なレンズです。ただスケアリングが合ってないらしく、M42から下側が少しボケ気味です。この撮影ではカメラ側を固定したのでマウントの強度不足でレンズが自重で下がってしまったのか、元からの誤差のせいなのか、はっきりとはわかりませんが、レンズの傾きが大きいほどボケ量も大きくなるようなので、1,150gの重さをマウントが支えきれないのかもしれません。いずれにしても何らかの対策が必要です。しかし、スケアリングさえ合えば全面素晴らしい星像が得られそうで期待できます。
 
方ボケなのは少々不満ですが、最終的にどんなイメージが得られるのか占うため、カラー化して画像処理を試みています。
 
このシステムで私の持っている他のニコンGタイプのレンズも使えそうです。シグマの50mmF1.4がありますが、D700での分子雲の撮影に使ってたもので、このレンズもF2.8から使えるなかなか優秀なレンズです。写野が広いので狭域の干渉フィルターは無理そうですが、R64フィルターとの組み合わせで淡いHII領域の広域撮影に使ってみるのも面白いのではないかと思ってます。